スピーカーエッジの交換

スピーカーエッジを交換することで買い替えることなく粗大ごみとなるはずのスピーカーが蘇りますよ。
スピーカーエッジというのは、丸い中央のくぼんだ振動板の周囲の部分とフレームをつなぐ役割を持つものです。きれいな音を出すためには振動板はいつも正しい位置を保てるように、また音を出す時の振動板の動きを妨げないようにしなければなりません。このほかに振動板背面の音を遮断することもスピーカーエッジの役目となります。
エッジに使われている素材は、ポリウレタン、皮、ゴム、布などです。ポリウレタンは10年ほどでボロボロになってしまいます。70年代や80年代に作られたこだわりのスピーカーもウレタンエッジであればボロボロでしょう。
メーカーに修理に出すと1本で2万から3万円くらいはかかるようです。2本1組で5万円の出費となると買い替えを検討する方が多いようです。
交換を専門店に依頼する場合にはエッジの素材によって値段の違いはありますが、メーカーと同じかそれ以上の費用がかかるようです。しかし、素材によってはウレタンよりも劣化に強いものもあるので長く使うことを考えるとお得となることもあります。

スピーカーエッジを自分で補修

スピーカーエッジの張替えはメーカーや専門店に依頼するほうが安心です。しかし、自分で張り替えると材料費だけでよいので安く再生できます。
エッジはインターネットや専門誌などの通販では補修用のウレタンエッジが販売されています。スピーカーの大きさに合わせてエッジを選びましょう。サイズは確認できますが、メーカーの純正ではありませんので微妙にサイズが合わないこともあるようです。
また、セーム皮から自分でエッジを切り出し接着剤で張り付ける方法もあります。セーム皮とは、羊の皮のことです。シープ皮の名称で売られているものもあります。自動車の洗車用として販売されているものを使います。これをスピーカーの大きさに合わせて丸く切り取ってエッジにします。
手順は、ボロボロになってウレタンエッジをきれいにはがし取り、新しいエッジを接着剤でフレームと振動板に張り付けるだけです。接着の時にセンターが外れるとスピーカーのボイスコイルとフレームが干渉してしまう恐れがあることなどに注意しながら作業をします。
スピーカーエッジの交換の手順は写真付きで公開しているサイトがたくさんあるので参考にされるとよいでしょう。
ただ、セーム皮のエッジは、「音質が良い」といわれている半面、「エッジとしては向いていない素材である」という人もいます。失敗することも多く、仕上がりは自己責任となることを考えてチャレンジされた方がいいでしょう。